設定とリファレンス / USER GUIDE
プラグインの導入・管理
プラグインは、HarmoFlowに操作パネルや画像フィルターを追加する仕組みです。このページでは受け取ったファイルを使う手順を説明します。自分で作る場合はプラグインを作る、最初から使える色調補正・トーンカーブ・グラデーションマップは標準の調整機能へ進んでください。
- 確認する種類・配布元・対応バージョンを確認してシーンを保存
- 追加する追加・閲覧画面でファイルを選び、読み込み状態を確認
- 起動するプラグインメニューから開き、テスト用シーンで試す
まず、ファイルの種類を確認する
| 種類 | 追加・実行する場所 | 主な用途 |
|---|---|---|
Lua拡張(.lua) | プラグイン → プラグインを追加・閲覧... | スライダーとボタンを備えたパネルを登録し、レイヤー操作をまとめる |
DLLプラグイン(.dll) | 同じ追加画面 | ネイティブコードで画像フィルターなどを登録する。Windows x64向けが必要 |
通常のLuaスクリプト(.lua) | ウィンドウ → スクリプト (Lua) → 実行/ファイルを実行... | hf APIの処理を一度実行する。パネルの登録とは別の機能 |
拡張子が同じ .lua でも、通常のスクリプトとプラグイン用の拡張は別です。 プラグインとして追加するLuaには、パネルを登録する hf.register_panel が必要です。通常のスクリプトを追加画面へ渡しても、期待したプラグインパネルにはなりません。
追加する前に
作業中のシーンを保存し、配布元と対応するHarmoFlowのバージョンを確認してください。DLLはアプリと同じプロセスで動くネイティブコードです。Lua拡張にも制限はありますが、安全性を保証する隔離環境ではありません。信頼できる作者のファイルだけを使ってください。
追加から起動まで
- 上部の「プラグイン(P) → プラグインを追加・閲覧...」を開きます。
- 「プラグインを追加...」から、配布された
.luaまたは.dllを選びます。 - ファイルをアプリ側の保存場所にコピーすると、読み込みが始まります。Lua拡張は、描画やほかの処理が終わってから登録されます。「追加しました」と表示されても、Lua拡張機能欄で登録結果を確認してください。
- 上部の「プラグイン(P)」メニューをもう一度開き、登録された項目を選びます。追加・閲覧画面は管理用、起動はプラグインメニューからです。
- 小さなテスト用シーンで処理結果を確認します。レイヤーを追加する拡張は、レイヤー一覧に意図した結果ができたかも見てください。
追加したファイルは次回起動時の読み込み対象になります。起動メニューに項目がない場合は、うまく読み込めないときへ進んでください。
現在の実装では、起動時に読み込みを試みるLuaファイルは、ファイル名順で先頭の16個までです。実行中に読み込める拡張は最大32個ですが、すべてを次回起動時にも使う場合は、extensions/ 直下の .lua ファイルを16個以内にしてください。
どこに保存される?
自動追加では、HarmoFlowの実行ファイルと同じ場所にある次のフォルダーへ保存します。プロジェクトフォルダー内に置くものではありません。
HarmoFlowの実行ファイルがあるフォルダー/
├─ extensions/
│ └─ my_panel.lua
└─ plugins/
└─ my_filter.dll手動で配置する場合も同じです。起動時の検索対象は、それぞれのフォルダーの直下にあるファイルです。ZIPのまま置いたり、さらに深いサブフォルダーへ入れたりせず、小文字の .lua/.dll にしてください。追加画面からコピーすると拡張子は小文字に揃えられます。
同名ファイルを上書きする操作は、追加画面にはありません。既に同じ名前がある場合は、次の更新手順を使います。
更新・削除する
- シーンを保存して、HarmoFlowを終了します。
- Lua拡張は
extensions/、DLLはplugins/の対象ファイルを確認します。 - 更新する場合は旧ファイルを別の場所へバックアップし、新しいファイルに置き換えます。使わなくなった場合は対象フォルダーの外へ移します。
- HarmoFlowを再起動し、一覧の読み込み状態とメニュー項目を確認します。
実行中の再読み込み・アンロード・削除の専用操作はありません。同じDLLを再度読み込んだり、同じパネルIDのLua拡張を別名で追加したりしても、更新にはなりません。バックアップを .dll/.lua のまま同じフォルダーに残すと起動時の読み込み対象になるため、別の場所へ保管してください。
うまく読み込めないとき
| 症状・表示 | 確認すること |
|---|---|
| 同名ファイルがある/追加できない | 同名ファイルは上書きされません。アプリを終了し、旧ファイルを確認してから置き換えます |
| Luaの追加後、メニューに項目がない | 一覧のLuaの読み込み結果を確認。通常のスクリプトではなく、hf.register_panel でパネルを登録する拡張か確認します |
| 再起動後、一部のLua拡張がない | 起動時に読み込みを試みるのはファイル名順で先頭の16個までです。無効なファイルも数に含まれるため、extensions/ 直下の .lua ファイル数を確認します |
| LuaのパネルIDが重複している | 同じ拡張の旧版やコピーが extensions/ に残っていないか確認します |
Could not load DLL | Windows x64向けか、必要な実行時ライブラリや依存DLLが揃っているかを作者の説明と照合します |
DLL exports no hf_plugin_init | HarmoFlow用のエントリーポイントが見つかりません。別アプリ用のDLLやビルド設定の間違いを疑います |
Plugin init failed or wrong API version | プラグインの対応バージョンを確認し、作者へ読み込み結果を伝えます |
Already loaded | 同じDLLは再読み込みできません。更新時はアプリを終了して置き換え、再起動します |
| 手動で置いたファイルが見つからない | アプリ横の正しいフォルダー直下、小文字の拡張子、ZIP展開済みであることを確認します |
不明なDLLを別のサイトから探して追加する前に、配布元の必要条件を確認してください。問題を報告するときは、HarmoFlowとプラグインのバージョン、ファイル名、表示されたエラー、追加した手順を添えると切り分けやすくなります。